Souka
草加もみ
歴史と伝統が詰まった
草加もみを紹介
神輿の一種に「草加もみ」という担ぎ方があります。約300年前に開催された祭礼がはじまりといわれており、草加人にとっては誇り高き神輿担ぎです。船頭が使っていた4つの掛け声と独特の動作には、歴史と伝統が詰まっています。この地に拠点を置く一員として、地域の方々と一緒に草加を盛り上げてまいります。これまでの詳しい歴史や具体的な担ぎ方を動画とともに紹介しております。
草加人の魂を継ぐ「草加もみ」とは
もの知り獅子頭
今から四百年前に造られた旧日光街道沿いの草加宿では、三百年程前から祭礼が開催されていたと言われている。その祭礼で最も盛り上がる場面が神輿(みこし)担ぎ。氏子が中心となって、独自の「草加もみ」で練り歩く。
「わっしょい」「まわれ」「あおれ」「やんやれ」の四つの掛け声と共に行う動作は「わっしょい」は先へ進め、「まわれ」は時計回りに一回転、「あおれ」は肩から外し地面すれすれまで落とし、いっきに頭上に差し上げてまわすまでの動作さしまわしです。
そして「やんやれ」は神輿を左右に揺らしながらもんでいく…。これらの掛け声や動作は、草加宿が舟運の盛んだった頃に船頭が使っていた掛け声。
草加もみは、近郊の地では類を見ない独特のもみ方で、変わりゆく世の中、歴史と伝統を引き継ぎ守り続けてきた草加人たちの、まさに誇りになっている。